顎関節症とは
顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする 慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、 関節円板障害、変形性関節症、その他が含まれる。
顎関節症は、学校検診等によると、統計学上には、男女差は、無い。
都内就業者を対象とした調査では、男性20歳代約20%、30歳代35%、40歳代30%弱、 女性20歳代32%、30歳代約38%、40歳代24%で、30歳代が顎関節症の割合が高い。
鑑別診断の必要な疾病
顎関節症の治療を始める前に、同様の症状を発症する疾患との鑑別を行う必要があります。
顎関節強直症、三叉神経痛、智歯周囲炎、痛風、偽痛風、血友病、新生物、化膿性関節炎、 リュウマチ等自己免疫疾患、外傷、精神病薬による錐体外路症状、セロトニン減少による脳内過敏、発育不全、先天性異常、石灰化疾患、更年期障害等内分泌疾患、 心筋梗塞等の放散痛など。
当院では、顎関節症以外の疾患が発見された場合は、提携病院と連携して、適切な対応をしています。
鑑別診断のための検査
当院では、MRI検査、CT検査を必須検査として、提携病院(東京医科歯科大学附属病院、成田赤十字病院)で、保険診療で検査を行ってから、顎関節症の治療を行います。
CTから再構成した画像。患者さんには、3D画像で、ご説明いたします。
顎関節症の原因
生活習慣の中で、顎関節症に関係するものと、無関係のものを、区別できないこと。
太った人がたくさんいる社会(日本がそうなのか、そうでないのか、専門外なので、分かりません)では、仰向け寝は、睡眠時無呼吸症候群などの、健康被害リスクを考えると、推奨すべきものではないのかもしれません。
患者さん本人にとって、どのような行動が、顎の関節に負担を かけているのか、きちんと、解析したらよいと思います。
歯的脆弱性。歯の脆弱性( Lovely Smile 理論より)。
歯並びとして、かみ合わせの力に、対抗できていないこと。
歯科医療器具 lovely smile は、このような時も、口腔内の歯のセンサーの働きを高めて、顎関節症治療のために活用できます。
歯列接触癖(TCH)、噛みしめ症候群、ブラキシズム(歯ぎしり・喰いしばり)症候群など。